摂津市千里丘 吹田市 エヴァ動物病院
〒566-0001 摂津市千里丘5-16-6 Phone 06-6388-9911 (吹田市 山田市場池公園近く)

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毎年4~6月は狂犬病予防注射月間です。毎年4~6月は狂犬病予防注射月間です。

 今年はどことなく肌寒く、震災などあり何かしら自粛モードですが、今日公園を散歩していたら桜がわずかですが開花しているのを発見しました。
周りのつぼみもずいぶんふくらんでいるので、学校の入学式ぐらいにはほぼ満開になるのかなと思っています。ファイル 191-1.jpg

さて、今年も4月に入り、狂犬病予防月間が始まっています。

狂犬病は感染すると、100%致死する病気です。
治療法は確立されておらず、予防を徹底することで蔓延を防いでいる病気です。

生後90日以上のワンちゃんに対して接種義務があり、接種義務違反の方は高額な罰金の請求もありえますので、早めに接種に行ってください。

当院でも、いつでも接種可能です。

尚、今年から摂津市でお住まいの方だけですが市役所の登録業務も可能になりました。(吹田市・茨木市の方は書類は後日、郵送になります)

異物の誤飲や誤食について異物の誤飲や誤食について

室内飼いが主流になってきた現在、ワンちゃんが異物を口にする機会が増えています。
アニコム損保の調べで動物病院の来院理由の中で誤食や誤飲の件数が全体の14%となっています。

誤飲や誤食した理由は次のようなものがあります。

◎遊んでいるうちについ飲みこんでしまった。
◎遊んでいるものを取られまいとして飲み込んでしまった。
◎いいにおいがして食べてしまった。etc.

色々な理由がありますが、乳幼児と同じように、ワンちゃんの届かないところに誤飲や誤食しやすいものは片づけが基本になります。

誤飲や誤食は食べたものの種類や形、大きさや量によってその後の症状が変わってきます。

なんでもかんでも「うんちにでるだろう」と考えるのはとても危険です。

無理に吐かせようとして窒息死してしまうことや、排泄されるのを待って腸閉塞になってしまうこともあります。

自己判断せずに、まずはかかりつけの先生と相談してください。

ワンちゃんの場合、飼い主さんの知らない間に誤飲していることも多々あります。

元気はあるけど、ごはんを食べてたり水を飲んだらすぐに吐いたり、下痢や軟便などの症状があれば、できるだけ早くかかりつけの先生に診察を受けてください。

詳しくは当院までご相談ください。

犬で冬期に増加する疾患犬で冬期に増加する疾患

寒気団が居座り寒い日が続きますがいかかでしょうか?

寒い中おたくのワンちゃんは、お散歩は喜んで出かけますでしょうか?

最近、動きがわるくなった。

散歩を嫌がるようになった。

段を飛び越えるのを躊躇するようになった。

などの症状はありませんでしょうか?

また、この子は年だからといって放置していませんでしょうか?

もしかすると、関節疾患を患っているかもしれません。

昨年、11月にアニコム損保から報告されたデータ興味深いもののがあります。

「各疾患の季節別請求件数を集計したところ、犬では冬季(12月-2月)に「筋骨格系疾患」の請求件数が増加する傾向があることがわかりました。夏季(6月-8月)の請求件数が最も少なく、気温の低下に伴い請求件数が増加していき、冬季に最も請求件数が多くなる結果となりました。」

 「請求の多い筋骨格系疾患としては、関節炎、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼などがあげられます。」(アニコムレポートVOL.9より引用)


関節疾患を放置しておくと、重度の運動障害を起こし、場合によっては難易度の高い手術が必要になったり、根治不能になることがあります。

そうなる前に、早めの検診をおすすめいたします。

当院では、定期的な健康診断の推奨や様々なごはんやサプリメントの提案を行っています。

詳しくは当院までご相談ください。

毎月1回、フィラリア予防薬を忘れずに与えましょう。毎月1回、フィラリア予防薬を忘れずに与えましょう。

 犬フィラリア症予防期間(5月から12月)は、毎月1回きちんと決まった日に予防薬を与えてください。

予防期間の途中や、予防期間の最後の月を忘れると感染する危険性が高まるので、忘れないようにご注意ください。

最近の予防薬は飲ませにくい錠剤タイプだけではなく、わんちゃんが喜んで食べてくれる「おいしいおやつタイプ」の予防薬も出ていて、大変あげやすくなっています。

当院でも、おやつタイプのもを推奨させてもらっています。

おやつタイプのフィラリアのお薬はいくつか種類がありますが、当院で推奨しているものは国産のチキンを角切りのおやつ状に加工したものです。

チキン等で食物アレルギーを持っているワンちゃんには、錠剤タイプやスポットタイプのものを提案させてもらっています。

詳しくは当院までご相談ください。

去年のフィラリアのお薬は絶対にあげないでください。去年のフィラリアのお薬は絶対にあげないでください。

去年のフィラリアのお薬が残っていたからといってあげてしまうと大変なことになってしまいます。

もし、フィラリアに感染しているのに、予防薬をあげてしまうと多量のミクロフィラリアが駆除され、ショックなどの副作用を起こす可能性があり、場合によっては死にいたることがあります。

命に関わることもありますので安易な気持ちで残っている薬をあげないでください。

また、知人から昨年飲み残したお薬をもらうケースもあります。

この場合も、知人の意見を鵜呑みにして安易な判断は決してやめてください。

詳しくは当院に御相談下さい。

犬フィラリア症予防の前には検査が必要です。犬フィラリア症予防の前には検査が必要です。

フィラリア予防薬を投与する際には犬フィラリアが寄生していないことを確認する必要があります。

また症状が分かりにくい犬フィラリア症の初期の診断には検査が不可欠です。

体内に寄生しているか否かによって対応が異なり、寄生を確認するための検査を必ず受けてください。

現在では、検査キットを用いて、簡単に犬フィラリア抗原を確認することができます。
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寄生していない場合(陰性の時)
 予防薬を処方させていただきます。

寄生していた場合(陽性の時)
 犬フィラリアの寄生を知らずに予防薬を投与した場合、一度に多量のミクロフィラリア(フィラリア子虫い)が駆除されることでショック症状を起こし、最悪の場合は死にいたることがあります。
投薬に関しては患者の状態に応じた治療(対処法)を行う必要があります。

詳しくは当院にご相談ください。

フィラリアの予防シーズンになりました。フィラリアの予防シーズンになりました。

フィラリアはご存知ですか?
蚊に刺されることに感染する心臓の寄生虫のことです。

感染すると血液中で成長し、心臓に着くころに成虫になり、血液の流れを悪くしてしまいます。

感染の初期は、風邪かなという症状ですが、症状が進行していくと

「腹水がたまり、お腹が膨れる」
「呼吸が苦しく、咳が出る」
「疲れやすくなり、散歩中など急に倒れる」
「尿が赤くなる」

などの症状がみられ、放置すると死に至る病気です。

フィラリアは一度心臓に寄生すると、完治は難しいとされています。

定期的にお薬を投薬してもらうことにより、予防できる病気ですので、確実に投薬してあげてください。

大阪では毎年5月~12月が犬フィラリア予防期間となっていますので、しっかりと予防を行ってください。

詳細については、当院にお問い合わせください。

犬が言葉の代わりに発信しているサイン犬が言葉の代わりに発信しているサイン

 犬は私たちに感情や意志を言葉でない別の方法で発信しています。

人間にはない第六感ともいえるような感覚や、犬独自のボディランゲージを使ってコミュニケーションを図っています。

私たちには、わかりにくい伝達法ですが、犬の行動を観察すれば、いくつかのサインを見分ける事ができます。

 例えば、耳や尾の動き、体全体の動作、鳴き声などです。

 犬がうれしいときに尾を振るのはよく知られていることですが、その振り方の微妙な違いで犬の感情の違いを見分ける事ができます。
うれしいとき、すごくうれしいとき、感情が高ぶってむきになっているとき、攻撃心が高まっている時などは少しづつ違った尾の振りかたをしますし、恐れ、不安、服従を表すときは尾を下げ、あるいは股間に巻いてしまいます。

このように尾の表現などのボディーランゲージによって私たちは犬の感情の一部を読み取る事が出来ます。

 当院では、診察に来られた際に、それらのサインを見逃さないように、すぐに診察台に乗せての診察は行わず、できる限り、院内の環境慣れてもらってから、診察を行っています。

詳しくは当院にご相談ください。

狂犬病予防注射のお知らせ狂犬病予防注射のお知らせ

狂犬病予防注射の季節がやってまいりました。

 お住まいの市役所からはがきがお手元に届いているかと思います。

狂犬病予防注射は法律で定められていますが、昨今では接種率約40%とかなり低下しています。

日本では60年近く発生していませんが、この病気は感染すると致死率100%で、近隣諸国では毎年何人かの人が狂犬病でなくなっています。

日本は、全世界と物流が活発に行われ、飛行機や船などが頻繁に出入りしており、いつ日本に侵入してもおかしくはありません。

事実、新型インフルエンザをはじめ、日本になかった多くの病気が日本で発生しています。

日本で発生がないから」など油断は禁物です。

狂犬病を蔓延させないためにも、定期的な接種をお願いいたします。

狂犬病予防法は犬の為の法律ではなく、人での病気の蔓延を防ぐ法律です。

未接種の方は、必ず接種をお願いします。


 4月初めに、集合注射で接種されても構いませんが、いっぱいのワンちゃんの中にはどうも、とお感じ方などは当院でも予防注射は行っています。
 また、届け出も代理でさせていただいていますので、お気軽にご来院ください。

犬は集団生活の達人犬は集団生活の達人

 我々と犬の付き合いは、石器時代にさかのぼると言われています。
石器時代に狼を「警戒用の番犬」として餌付けしたことにはじまると考えられています。
狼には集団で狩りをする習性があり、リーダーと、その指示に従って働く立場とに役割が明確に分かれていました。

 この習性は狼から家庭で飼われる犬へとの改良と進化を重ねてきた現在でも変わる事はありません。

 つまり、犬にとっては家の中でも信頼されるリーダーに従い、仲間(家族)とのコミュニケーションのとれる暮らしこそが、安らかで充実した毎日を送れる環境です。

 ただ単にいたずらにかわいがるだけではなく、飼い主はリーダーであることを認識することも大切なことです。

 私たちと生活空間を共有するようになり、ますますコミュニケーションが大切になってきているように思います。

 吠えるから・嫌がるからなどといって日ごろのコミュニケーションを怠ると、問題行動に結びつくことがあります。

 かみつきや無駄吠えなど大きな問題になる前に、日ごろからのコミュニケーションを大切にしてください。

 詳しくは当院にご相談ください。

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