犬は私たちに感情や意志を言葉でない別の方法で発信しています。
人間にはない第六感ともいえるような感覚や、犬独自のボディランゲージを使ってコミュニケーションを図っています。
私たちには、わかりにくい伝達法ですが、犬の行動を観察すれば、いくつかのサインを見分ける事ができます。
例えば、耳や尾の動き、体全体の動作、鳴き声などです。
犬がうれしいときに尾を振るのはよく知られていることですが、その振り方の微妙な違いで犬の感情の違いを見分ける事ができます。
うれしいとき、すごくうれしいとき、感情が高ぶってむきになっているとき、攻撃心が高まっている時などは少しづつ違った尾の振りかたをしますし、恐れ、不安、服従を表すときは尾を下げ、あるいは股間に巻いてしまいます。
このように尾の表現などのボディーランゲージによって私たちは犬の感情の一部を読み取る事が出来ます。
当院では、診察に来られた際に、それらのサインを見逃さないように、すぐに診察台に乗せての診察は行わず、できる限り、院内の環境慣れてもらってから、診察を行っています。
詳しくは当院にご相談ください。