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ペット用ジャーキーで犬猫に被害、米当局が注意呼びかけペット用ジャーキーで犬猫に被害、米当局が注意呼びかけ

CNNニュースで「ジャーキーを食べた犬や猫が死ぬなどの被害が出ている」という記事がありましたので、紹介させていただきます。

 米食品医薬品局(FDA)は22日、ペット用おやつのジャーキーを食べた犬や猫が具合が悪くなったり死んだりするケースが続出しているとして、獣医師や飼い主に注意を呼びかけた。

FDAによると、2007年以来、犬3600匹以上と猫10匹について、ジャーキーを食べさせた後に具合が悪くなったという報告が寄せられた。このうち580匹以上が死んだという。

注意を要するのは特定ブランドに限らず、「数多くのブランドのおやつ用ジャーキーで症例が報告されている」とFDAは説明。「唯一共通しているのは、チキンまたはカモ肉のジャーキーを食べたという点で、大部分は中国から輸入されたものだった」としている。

動物医薬品センターの幹部は「我々が扱った中でもこの問題は特にとらえにくく、謎が多い」と話す。

原因となったジャーキーの大部分は中国産とみられる。
ただ、これまで1200以上のサンプルを検査したものの、原因は特定できていないという。

FDAは実態を把握するため獣医師に協力を求めるとともに、飼い主向けにも情報を公開し、食欲の減退、元気がなくなる、嘔吐(おうと)、下痢、水の摂取量と尿の量の増加といった症状に注意するよう促した。CNNニュース2013.10.23 より引用。


日本ではここまで極端な健康被害は聞いたことはありませんが、
健康診断の肝臓マーカーの数値が高値であったり、
肥満の原因になったりすることはよく耳にします。
先生によっては、「ジャーキーは百害あって一利なし」と言われている方も多いです。

量販店で販売されているものの中には、中国産のものも見かけます。
また原材料の加工を中国で、国内で包装で販売されているものもあるみたいです。

大切な家族に与えるものですので、飼い主さんが吟味したうえで、良質のものを与えて下さい。

詳しくは当院にご相談ください。