室内飼いが主流になってきた現在、ワンちゃんが異物を口にする機会が増えています。
アニコム損保の調べで動物病院の来院理由の中で誤食や誤飲の件数が全体の14%となっています。
誤飲や誤食した理由は次のようなものがあります。
◎遊んでいるうちについ飲みこんでしまった。
◎遊んでいるものを取られまいとして飲み込んでしまった。
◎いいにおいがして食べてしまった。etc.
色々な理由がありますが、乳幼児と同じように、ワンちゃんの届かないところに誤飲や誤食しやすいものは片づけが基本になります。
誤飲や誤食は食べたものの種類や形、大きさや量によってその後の症状が変わってきます。
なんでもかんでも「うんちにでるだろう」と考えるのはとても危険です。
無理に吐かせようとして窒息死してしまうことや、排泄されるのを待って腸閉塞になってしまうこともあります。
自己判断せずに、まずはかかりつけの先生と相談してください。
ワンちゃんの場合、飼い主さんの知らない間に誤飲していることも多々あります。
元気はあるけど、ごはんを食べてたり水を飲んだらすぐに吐いたり、下痢や軟便などの症状があれば、できるだけ早くかかりつけの先生に診察を受けてください。
詳しくは当院までご相談ください。