12月2日の産経新聞朝刊に「最悪死亡も…ペットからの感染症が増加」という記事が掲載されていました。
「ペットなどの動物から人間にうつる「動物由来感染症」が今後、国内で増加しそうだ。背景にあるのは、高齢化やペットとの生活の変化。かまれたり、ひっかかれたりして感染し、中には死に至るケースもあり、専門家は「ペットから感染症がうつる可能性があることを認識してほしい」と警鐘を鳴らす。」(産経新聞より抜粋)
普段、診察していても個々の生活形態やペットとの関わり方が変化しているように思います。
以前よりもより密接に、わが子のようにかわいがられている飼い主さんが増えていると思います。
それを反映してかカプトサイトファーガ感染症やイヌネコ回虫症の症例が増加しているのも事実です。
「私の子に寄生虫なんかいないよ」といわれていた飼い主さんのワンちゃんからお腹の虫が出てきたこともあります。
動物由来感染症について過度な反応は必要ないと思いますが、ペットと暮らす際には感染症のリスクもあるということを知り、狂犬病の予防注射やノミやダニの駆除を含めた定期駆虫を確実に行い、動物たちと良好な関係を築いてほしいと思います。
当院では、動物たちと良好な関係を築いてもらうために、色々とご提案させてもらっています。
詳しくは当院までご相談ください。