我々と犬の付き合いは、石器時代にさかのぼると言われています。
石器時代に狼を「警戒用の番犬」として餌付けしたことにはじまると考えられています。
狼には集団で狩りをする習性があり、リーダーと、その指示に従って働く立場とに役割が明確に分かれていました。
この習性は狼から家庭で飼われる犬へとの改良と進化を重ねてきた現在でも変わる事はありません。
つまり、犬にとっては家の中でも信頼されるリーダーに従い、仲間(家族)とのコミュニケーションのとれる暮らしこそが、安らかで充実した毎日を送れる環境です。
ただ単にいたずらにかわいがるだけではなく、飼い主はリーダーであることを認識することも大切なことです。
私たちと生活空間を共有するようになり、ますますコミュニケーションが大切になってきているように思います。
吠えるから・嫌がるからなどといって日ごろのコミュニケーションを怠ると、問題行動に結びつくことがあります。
かみつきや無駄吠えなど大きな問題になる前に、日ごろからのコミュニケーションを大切にしてください。
詳しくは当院にご相談ください。