ワクチンはお薬の中でも、生物製剤に分類され、劇薬や要指示薬に指定されています。
安全なものを使用していますが、極めて発生頻度は低いのですが、人のワクチンと同じように個体によってはワクチンアレルギーを起こすことがあります。一般的な注意点を列記させてもらいます。
①ワクチンプログラムに従って、接種が完了するまでは多くの動物が集まるような公園や美容室に行かない方が無難です。
また、長距離輸送もさけてください。
②ワクチン接種当日の激しい運動やシャンプーは避けてください。
また幼いお子様が無理に抱いたりする行為もストレスになることがありますので避けるようにしてください。
③ワクチン接種でもっとも注意しなければならない副作用としてアナフィラシキーショックがあります。
これを迅速に察知するためには、ワクチン接種後しばらく動物の様子を察知する必要があります。
④個体によっては注射した部分を痛がったり、何となく元気がなくなる場合もあります。
帰宅後も様子を観察できるように十分な時間的な余裕がある日に、接種をうけるようにしてください。
動物病院の診察時間終了間際にワクチン接種に来院するような事は避けてください。
できる限り、午前中の接種をお勧めします。
詳しくは当院にご相談下さい。