寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
暖かい春はもう少し先のよう気がしますが、動物たちはこの期間に恋の季節の準備をしています。
最近、「猫ちゃんの鳴き声がうるさいのでどうにかなりませんか?」という問い合わせが増えてきました。
大人の猫ちゃんになった証拠なので、不妊手術をお勧めしています。
その時にオーナーさんが「傷をなめて、自虐行為をしませんか」と問い合わせをされることがあります。
以前は、エリザベスカラーというエリマキトカゲのような板をつけてもらったり、
腹巻(腹帯)などをして対応していましたが、
全くごはんを食べない。
見ていてかわいそう。
腹巻をまくり上げてなめているなどのご意見をいただいていました。
どうにかならないかと思い、猫用術後服にたどり着きました。
昨年より試験的に導入し、術後管理も良好にできるので当院で正式に導入させていただきました。
本当によく考えられた術後服で、傷の治りもよくなっていると思います。(猫の舌はざらざらで、傷をなめると紙やすりで傷口をこすっている状態と同じで、傷が治りにくく、腫れ上がることはたびたびありました。)
最初は洋服を嫌がる子もいますが、慣れてくると普段とかわらないようになります。
カラーバリエーションも数種ですが用意していますので、お好きなものを選んでもらっています。
詳しくは当院にご相談ください。