梅雨があけ、炎天下が続いています。
今年は、徐々に気温が上昇し、からだも徐々に慣れてくるといったような暑くなり方ではなく、いっきに真夏日・気温もうなぎ上りという感じです。
実際、6月末日の真夏日が続いた日は、体調不良になった人も多いのではないでしょうか?
動物も同じでこの期間は「食欲不振や元気がなくなった」と問い合わせ多かったです。
犬や猫などの動物たちは人と違って肉球にしか汗腺がないため、汗をかけません。
動物たちが夏場にハアハアと舌を出して苦しそうにするのは、だ液を蒸発させて、その気化熱で体温を下げようとしているのです。
しかし、気温や湿度が高いと体温はなかなか下がらず、体温を正常に保つことができなくなって、熱中症を引き起こしてしまいます。
次のような症状ができた時は危険です。
◎激しくあえぐような息をする。
◎足元がふらつく。
◎大量のよだれがでる。
◎目が充血したり、耳の内側が赤くなる。
◎ぐったりする。
病状が進むにつれ、下痢や嘔吐、けいれん、失神などが見られ、ショック症状を起こして死にいたることもあります。
この病気は、早めの対応と適切な処置が必要となります。
詳しくは当院にお問合わせください。