ふっふっふ…
おかーちゃんが、時々使ってる、この箱…
僕、中にいいものが入ってるって、知ってるんだ~
家のリビングで猫が鳴く~♪
可愛いゆきちが、掘ったれば~♪
糸やら、紐やらが~、ザ~ック、ザ~ック、ザックザク♪
ここ掘れ、にゃんにゃん!
ここ掘れ、にゃんにゃん!!
「あ、もう!ちょっと目を離した隙に…∑(゚Д゚) 危険、危険… はい、片付けます!」
あ、あ、猫のお宝が~
朝ごはんも食べて、お腹もいっぱいになったし、ちょっとリラックス…
ごろ~ん
「あれ、ゆきち、今日はそこでお昼寝するの?」
ううん、洗濯物を干す、おかーちゃんを眺めてたんよ~
「あ、そうなん?(^∇^)」
うん、太い脚してるな~と思って!
「・・・・・・」
あ、ほら、おかーちゃん、立ち止まらずに!
さっさと、続き、続き♪
「はい、わかりました。30分後ですね。お待ちしています」
なーに、おかーちゃん?
「今から、電気屋さんが来るのよ」
ええ~~~~っ!!!
「ゆきち、ケージに入っておいてね。鉢合わせしちゃうと、パニック起こすでしょ」
はいはいはいはい、も、もちろんです。
ここは、僕のテリトリーだから、安心安心!
いつものように、ベッドの下に隠れて…
と、ベッドがないっ!
「あ~、暑くなったからいらないって、ゆきち、言ったやん。洗っちゃったよ」
ええっ!!
僕はどこに隠れたらいいの( ゚ ▽ ゚ ;)
ど、どーしよ~
ピンポーン!
「はあーい」
来たあーっ!
「ゆきち、電気屋さん、帰らはったよ…」
ボクハネコジャアリマセン、カーペットデス…チョット、ケアシガナガイダケデス…
「そこまでして、隠れようとしなくったって…」