ドサッ!
バタン!
うにゃにゃにゃにゃにゃ~っ!
バタバタバタバタ!!!
「ゆきちっ! どしたん!? 何があったん!?」
うえぇ~ん、おか~ちゃん…、痛いよ~
「ケージの上の荷物がみんな落ちて…、いったいどうしたん?」
あのね、ケージの上に置いてあったおもちゃを取ろうとして登ったら、置いてあった猫ベッドが崩れて一緒に落ちてしまったん!
「あぁ、それはびっくりやったね~」
それでね、その時に開いてた扉にひっかけて、足の毛がごそっと抜けちゃったん~
「え゛、このふわふわ飛んでる毛って、ゆきちの毛!? ちょっと見せて!」
ほら~、いっぱい抜けちゃった~
「・・・・・」
ん?
「・・・言っちゃなんだけど、この状況って相当間抜けよ…?」
そう?
悲劇のヒロイン、じゃなかった、悲劇のヒーローとして、一身に同情を集めるかと思ってたんやけど…
ダメかなぁ?
続きは、次回に続くのにゃ!