新しい家族の一員として子犬を迎え入れるのに最適なのは、時間的に余裕があり、少なくともその当日は1日中子犬と一緒に過ごせる日を選んでください。
家庭の行事が少ない時期を選ぶのも大切です。
最初の2週間のケアと心配りは、これから始まる犬との生活の中でよい結果になると思います。
お子さんが高学年なら、学校が休みの時に新しい家族をつれてくるといいと思います。
次に、新しい家族の健康管理(ワクチンプログラム・寄生虫予防プログラム・避妊・去勢プログラム)を指導してくれる獣医師を選んでください。病院によって、システムが違うので、事前に相談して、できるだけ早めに受診してください。
子犬の健康管理の中で、ワクチン接種による感染症の予防は欠かせません。
子犬のワクチン接種歴と年齢(月齢)によって異なりますので、氾濫した情報に左右されずに、必ず獣医師に相談してください。
人にはなじみの薄い寄生虫感染症ですが、動物たちにとっては重大な問題です。
場合によっては、人にも感染することがあり、取り返しのつかないことになりますので、決して軽視はしないでください。
定期的な駆虫法及びノミ・マダニ・フィラリアなどの内・外部寄生虫の管理プログラムを相談してください。
将来、子犬を産ませたいと考えていても、ご自宅が出産や子犬の世話に向いていなければ、避妊手術をすることが重要です。
避妊手術を受ければ発情期のストレスから解放されるだけでなく、子宮の病気や乳腺腫瘍の予防効果もあります。雄では、去勢することによって放浪癖や攻撃性が弱くなります。また、前立腺肥大などの予防効果があります。
詳しくは当院にご相談ください。