昨日、勉強会に行ってきたのですが、私にしたら再確認する事項の多い講義でした。
その1つが鉛中毒でした。鉛中毒は、字の如く鉛を摂取することによりおこる中毒です。
牛舎を鉛入りのペンキで塗装し、それをなめた牛が中毒をおこす事例があると学生時代に勉強した覚えがあります。犬や猫などの小動物の世界では、現在は室内飼いが主流で、ペンキ等の接触がないので、勝手にないと思い込んでいました。
講師の先生の体験談で、「カーテンのおもし」のお話をされました。
オーダーメイドのカーテンなどたるみ防止のためにおもしが使われています。動物たちが噛みごたえがあるのか、一日に少しずつ噛むことによって少しずつ体内に入って、中毒を起こした事例でした。
犬にネギを与えたことによって、赤血球が溶血を起こし、貧血を起こすことはよく知られていますが、以外と観賞植物のなかには中毒を起こすものがあるのは知られていません。
一度、わが子たちのために、身の回りを再チェックされてはいかがでしょうか?
私自身、病院にきた動物を丁寧に診察すること、日々の勉強と情報収集は必要であることと思い込みは大変危険であることを思い知らされました。