動物の喚毛期(春から夏と秋から冬にかけて)は動物の種類や品種によって異なりますが、よく毛が抜けます。
抜け毛の対策としては、ブラッシングと毎日の掃除、これしかないような気がします。
ブラッシングは被毛の汚れを取り除いたり、毛並みを整えたりするだけではなく、皮膚へのマッサージにもなり、血行をよくし新陳代謝を促す効果もあります。
毎日場所を決めてブラッシングをしてあげてください。
ブラッシングの時には毛や皮膚の様子を見てください。
特に、耳の中、首の回り、しっぽの付け根、おなかなどからだ全体を見てあげてください。
また、毛が抜けていないか、ノミやダニなどの寄生虫が皮膚についていないか、刺されて赤くなっていないかなどをよく観察してあげてください。
この時期、特に注意しないといけないのは、しっぽの付け根やお尻の周りの脱毛です。
この部分の脱毛は、ノミの咬症によるノミアレルギー性皮膚炎の可能性があります。
そのような症状がある場合は、大至急に動物病院で診察を受けてください。
そのまま放置していると、飼い主さん(特に幼い子のいる家庭)まで被害が及ぶことがあります。
そうなる前に、当院では、早めの対応と定期的なノミやダニの予防をお勧めしています。
詳しくは当院まで、ご相談ください。