皮膚病の原因になっているのは、細菌・真菌やノミ・疥癬などの外部寄生虫やアレルギー体質的なものと言われています。
アレルギーのもとになっているアレルゲンは、食物やハウスダストなどさまざまなものがあります。
皮膚病の治療は、アレルゲンを特定し、特定アレルゲンを除外していく方法と、患者の体質改善が現状の治療の主体と思います。
しかし、アレルゲンの特定には除外試験やアレルゲン検査など費用や時間を必要としますし、体質改善と言ってもすぐに改善できるものではありません。
さらに動物の場合、かゆみをともなう時には、自虐的に咬んだり、かきむしったりして、症状がさらにひどくなったりします。当院に初めて来られた時の写真です。かゆみがひどく、常にからだをかきむしっていました。
当院では、短期的には薬物療法やシャンプー療法を行い、併行して体質改善療法を行っています。
早期に治療を開始すれば、できるだけ早く維持療法に切り替えることが可能になります。
「イヌ友達に勧められたものを与えているが全くよくならない。」
「ペットショップで勧められたものを与えているがよくならない。」という相談をうけます。
皮膚病の原因は個体によって異なります。
春先になれば、スギ花粉などが飛散を始めます。
何か変だなと感じることがあれば、できるだけ早く診察を受けることをおすすめします。来院後、2ヶ月後の写真です。経過観察中ですが、毛も生え揃え、かゆみもほとんどなくなりました。
詳しくは当院まで、ご相談ください。