おかあちゃんが古新聞を束ねています。

ビニールひもを見ると、ついくわえて遊びたくなるので、そーっと引っ張ったんやけど、すぐに見つかって取り上げられてしまいました。

ほかに面白いものあらへんかなーと見渡すと…あった！

さっそく入ってみます。
うん、サイズもぴったり

「ゆきち、どこに入ってるん。ちり紙交換に出すよ～。」

僕の体重やと、トイレットペーパーは何個もらえるんかなあ？

ん？
子供①が、おかあちゃんに怒られてる。

さっさと、宿題しなさい…いつまでかかっているの…

うんうん、そうやなあ。だらだら遊んでんと、さっさと済ませてしまわな。
え？

勉強しようと思ってノート広げてんのに、ゆきちが来て上に寝転ぶんやもん…ゆきちのせいや…

え～～！！僕のせい？！
それは、ちょっと違うんちゃう？
もうええわ、どいたるわ。

子供②の机で寝よ



あ、子供②が怒られてる

最近のお気に入り場所、子供①の学習机にお昼寝しようと思って行ってみると…
お昼寝マットが敷いてありました。

気がきくやん！と、早速寝ころんでみます。
う～ん、なかなか寝心地いいやん

と、そこへ子供①が…

え、勉強するからどけって？
お昼寝マットじゃなくって、教科書とノート？
何それ、わけがわからんわ。

しょーがないなあ・・・ちょっと、場所開けたろ。

よいしょっと…これで、どうや？

え、寝返りうっただけやって？
もおぉ、ほんとにわがままやねんから




今日のところは、譲ったるわ
感謝しーや。

「ゆきち、最近よごれてきたね。玄関でごろごろしてるからやで。」

子供①、②がお風呂からあがってくると、おかあちゃんが僕の首輪をはずしながら言いました。
そして、そのままお風呂場に連れて行くと…

ギャーッ、だ、誰か～～！！
たすけて～～！
ネコさらい～～！
ネコ殺し～～！

「もう、ニャーニャーと、人聞きの悪い…はい、終わり！」


「あ、ゆきちが細くなってる！」
「思ってたより、痩せてるやん！」

子供①、②が、必死でしがみつこうと伸ばす僕の前足を無視して、取り囲んで勝手なことを言ってます。
バスタオル２枚で拭かれて、やっと解放してもらえました。

あとは、ペロペロペロペロ…
ひたすら水分をなめて、完了。
ふわふわのきれいな毛並みになりました

でも、明日も玄関でごろごろするもんね～

先日、子供①、子供②の家庭訪問がありました。

だいたい、前の日からいやーな予感はしてたんです。
おかあちゃんがせっせとカーテンの洗濯なんかしてたし…
この日は朝から掃除機はがんがんかけるわ、リビングの床のゴチャゴチャはきれいさっぱり別の部屋に移動してるし、カーペットの上で昼寝をしてると「もお～っ、こんなところに毛を落とさないでよ」と言いながらコロコロをもってきては掃除してるし…

これでなにもないって思うほうが変ですよね？
誰だって変やって思いますよね!?
ええ、思いましたとも！

お昼からは、僕、ずう～っと猫ベッドの下に隠れていました。

しっぽも隠してカンペキ！って思ったんですが、
「ところで、それ、なんですか？」
「あぁ、うちの猫怖がりなんで、お客さんが来るってわかって隠れてるんです（笑）　
ほら、この下に」

おかあちゃんがめくったので、一瞬、先生と目が合ってしまいました！
あー、びっくりした～

でも、思ってた程は、怖くなかったかな。
これやったら、出てても平気やったかも･･･

「ゆきち、足の裏に汗かいてるよ。こんな暑い日に隠れてるのも、たいがいにしておきや」

こちら、ゆきち。
ただいま謎の洞窟を発見。
中には、闇に包まれた未知なる空間が広がっている。

危険かもしれないが…これは探検家としての使命だ。

ゆきち、行きます！





カチャッ…ガカガサッ…ザーッ

あっ、ごはんの時間だ！！！
待って、待って、すぐに行きまーす

今日は、学校から帰ってきた子供②が、マッサージをしてくれました

子供②の膝の上にごろんと寝っ転がって…
おなかもみもみ

うーん、きもちいい～～♪

おなかすりすり
あ～～、極楽極楽

おなかもみもみすりすり

ふわぁぁぁぁあ
あくびがでちゃった

なんだか眠くなってきたなぁ…
おやすみなさーい

毎日、ぽかぽかと暖かくて、気持ちがいいですねぇ。
この季節の楽しみといえば、そう、ひなたぼっこです。

最近お気に入りのお昼寝場所といえば、ココ！
子供部屋の学習椅子です。
クッションは効いているし、眺めはいいし、これを窓際に運んでもらえれば、もう最高～～っ！！



うるさい子供①、子供②は学校に行ってるし。
暖かな春の陽ざしを全身に浴びながら、うとうととまどろむ午後のひととき…♪
まるで、南の島のリゾートホテルにいるみたい (行ったことあらへんけど…）

ぐう……


え、子供①、子供②、もう帰ってきたん？
い、憩いのひとときが…

僕の体重は6.0kg。
普通の猫よりはちょっと重いけど、結構背も高い(長い)し、骨太のがっしりした体格やし、ま、こんなもんちゃうかって思てます。

でも、おかあちゃんが、こんなこと言うんです。

「ゆきち、ちょっとお腹出てきたんと違う？」
猫の皮は柔らかいから、ちょっとお肉が付いただけでも目立つんやって！

「結構、ぷにょぷにょしてるよ？」
おかあちゃんよりマシやって…

「ちょっとは運動せえへんと」
だって、春やし、眠いんやもん！いいから、早くゴハン頂戴！

「あ、ちょっと多く入れすぎた」
いいやん。1gぐらい…あ、あ、減らさんといて～～



「フードはきちんと計らないとね」

自分で言うのもなんですが、僕って男前やと思うんです。

顔はしゅっと小顔やし、模様もきれいな富士額模様。
目は大きくぱっちりとしてて、鼻はきれいなピンク色。
しっぽは長くまっすぐで、白い毛色はあくまでも白く、黒い毛色はつややかに
来たお客さんみんなが、「すごいきれいな毛並みやねー。つやつや～！」って、言ってくれはります♪

ま、ちょっとおなかがぷよっとしているのが、玉に瑕やけど…

それで、なつめに「ねえねえ、僕って男前やと思う？」って聞いたんです。そしたら、

「あほやなぁ、お兄ちゃん。猫の男前ゆうたら、顔が大きいほうがいいんやでぇ。ほら、猫の写真集とかのってる雄猫さんって、みんなかおが大きいやん♡」
が～～～ん！！そうだったのか……知らなかった…

「ま、いいやん。お母ちゃんにはかわいい、かわいいって言ってもらってるんやし。気にせんとき、お兄ちゃん！」