犬は一番古い家畜と言われています。
説はいろいろありますが、2~5万年前から犬と人は共同生活をするようになったと言われています。人と犬のかかわり方もその時代や飼育目的により、異なり、さまざまに改良が行われてきました。 日本においても、以前は狩猟や番犬として飼育されていましたが、近年、家族の一員としての飼育がほとんどになってきました。
家族の一員として、子犬を迎えるにあたって、「犬に日常のケアができる時間・必要最低限の費用・運動できる時間があるかどうか」を考えてください。
ある報告によると、イギリスでは飼い主が犬のために1日に約5時間も費やす日があるそうです。この時間には、グルーミング、歯の手入れ、食事の準備などの日常的な健康維持のための時間、や犬と散歩したり遊ぶ時間が含まれています。
子犬のために費やす時間はもちろんのこと経済的な出費も多くなります。
購入費のほか、ゲージ、リードと首輪の準備だけではなく、予防ワクチンやフィラリアやノミ・ダニ駆除薬などの医療費もかかります。
また、食事の量は犬種や活動の程度によってかなりの差異がありますが、定期的に食費がかかってきます。
運動量も犬種によってさまざまですが、運動をさせることは極めて重要です。散歩をさせるときは、リードを着用してください。
子犬が決して他の犬や歩行者、犬と散歩を楽しんでいる人に危害を加えることのないように注意してください。
また、犬は散歩のときに、おそらく排泄をしたがりますので、飼い主は責任を持って排泄物を自宅に持ち帰ってください。
詳しくは当院にご相談ください。