日本経済新聞にこのような記事がありました。
「台風、「上陸ゼロ」なら8年ぶり」
台風の日本列島への上陸が今年はまだない。例年は10月までに2、3個上陸することが多いが、今年は9月に13号と15号が列島に接近したものの、上陸せずに通過した。日本の南海上に居座った太平洋高気圧が「壁」となって北上を防いでいるためで、8年ぶりに年間を通じて上陸ゼロとなる可能性もある。農作物の被害は少ない一方で、西日本を中心に水不足の懸念が強まっている。
(日経ニュースより引用)
局地的な集中豪雨など、スコールみたいな大雨は多かったように思いますが、例年なら8月末ぐらいから9月にかけて、台風が日本に上陸することは多いのですが、今年は全くありませんでした。
今年の夏も思い返すと、暑い時期は7月と8月のお盆前ぐらいまでで、大阪の夏らしくなかったです。
逆に、ブログで紹介したクマゼミの北上やセアカゴケグモの被害など、生物たちは環境に順応しようと勢力範囲を拡大してしているのは事実だと思います。
まるで昆虫たちは戦国の武将のように、種の保存のために勢力を伸ばそうと考えているように思えて仕方がありません。
人に危害を加えないものについてはうまく付き合っていくのが一番と思いますが、病気を媒介する細菌やウイルス・寄生虫については予防医学をもとに防ぐしかありません。
犬から犬にうつる感染症や猫から猫にうつる感染症は効果の高いワクチンがありますので重い感性症にならないためにも、定期的な接種をお願いいたします。
また、当院では動物から人にうつる人獣共通感染症(ズーノーシス)の予防にも力を入れています。
気軽にご相談ください。