今年の5月末にに、約250gの子猫が病院に運び込まれました。
発見された時は溝に落ちて、鳴いているところを保護されました。
病院に運ばれた時は、両目を目やにでふさがり、鼻もつまっていて呼吸も苦しそうでした。
保護された方から状況をお聞きし、しばらく当院でお預かりをして、里親さんを探していくということになりました。
ミルクは上手に飲んでくれたので大きな問題はなかったのですが、早くに親猫と離れたのか、陰部の汚れが激しく、排尿させると膀胱炎のような症状がありました。
抗生剤の投与などを行い、猫カゼの治療と膀胱炎の治療を行いました。
しばらくすると改善の方向に進んできたのでほっとひと安心しました。
6月上旬ぐらいから、離乳食を食べてくれるようになり、トイレも自分でしてくれるようになりました。
今週になって、膀胱炎の症状もなくなり、里親さんに引き渡しという事になりました。
里親さんのところですくすく元気になってもらえばと思います。おめ目もパッチリな美人猫になってくれました。新しい飼い主さんのもとですくすくと育ってほしいと思います。